東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。
意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。

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ぶんのすけ文集

【天王山の怪】3.浮かぶ地面

2005.8.6

日曜日の昼前だったと思う。

晴れていい天気。
風も心なしか爽やかで、コンディションも上々。

よっしゃ、今日は柳谷コースだ!

柳谷コースは、天王山の山頂から尾根づたいに更に山奥に向かうコース。
ハイキングコースとして紹介されてもいるのだが、休日でもそんなにたくさんの人とは会わない。
多くても2グループぐらい。(単独の人はまず、いない)

ところどころ、アップダウンがあったりし、ひとしきり行くと谷からの風が変わったりして、人里から遠ざかりつつあるのを感じるのもまた一興。

ただ、道を外れ、そこで倒れたが最後、発見はかなり遅れるだろうと思われる。(結構近年でも遭難者をだしており、天王山山頂手前の分岐地点に大きな供養塔が建てられている)

コースの半ば過ぎあたりに、ちょっと樹々がとぎれて、日当たりのいい部分がある。

両脇は灌木の茂みとなっており、ただ直進するしかない狭い道だ。

いつも何気なく通り過ぎる道なのだが、その日はちょっと様子が違った。

そのエリアに一歩踏み込んだ途端に、目の前の地面2mほどが浮き上がったのだ。

まるで地面が切り取られて飛び立つように。

・・・絶句しながらも目で追った。

なんと、その正体は無数の「蝶」(蛾?)だと判明。

それまで地面だと思っていた部分は、彼らがとまっていた部分だけ黒っぽく湿っていた。

その蝶は白茶けた色だったので、遠目には乾いた地面と見分けが全くつかなかったのだ。

それにしても道の真ん中にびっしりと固まって休んで(?)いるとは・・・

何故かその後、二度と見ることはなかった。

かわりに、しばしば大きな蜘蛛の巣(2m以上)が道を遮るようにかかるようになり、閉口・・・


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