26
7月

ぶんちん堂・書籍出版事業本部にて。 事業本部長(以下、部長):「おお、出来たか! 並べて積み上げるとなかなか壮観だな。」 制作担当者(以下、制作):「触ってみてください。まだ焼きたてのホカホカですから。(笑)」 部長:「あちちっ! 本当だ。 「出版社とは町のパン屋さんのようなもの」だと言った人がいるが、まさにそんな感じだな。」 制作:「ここにあるのは既に注文を受けた分ですので、余熱が取れたら全て出荷します。」 部長:「そうか、なんか我が子を旅に送り出す親のような心境だな・・・ 可愛がってもらうんだぞ!」 制作:「「パン屋」じゃなかったんですか?(笑)」 販売担当者(以下、販売):「そういえば部長、懸案だった匿名配送の体制が整いましたよ。それによって決済手段も「クレジットカード」「ネットバンク」「代引き」とバリエーションが広がりました!」 部長:「おお、それは素晴らしい!簡単に説明してくれないか?」 販売:「はい、では主にお客様の立場からご説明します。 「匿名配送」とは、お客様が我らに知らせるのは「メールアドレスと注文内容」だけでよいというシンプルなもので、従来のように「住所・氏名・電話番号等々といった個人情報を一切伏せたままで取引ができるというものです。 匿名取引は、ヤマト運輸提供の「オークション宅急便」サービスを利用しますので、事前にそちらに登録(無料)が必要です。既に登録されている方は、「注文手続き」に進んでください。 ●ヤマト運輸HPにおける事前登録作業 (既に登録されている方は、この作業は不要です) 1.「クロネコメンバーズ」に登録し、「クロネコID」を取得する。 ※ヤマト運輸HP(http://www.kuronekoyamato.co.jp/)の右側メニュー中段の「新規登録(無料)」をクリックし、指示に従ってください。 2.取得した「クロネコID」でログインし、画面下部の「ネットオークションの荷物を安心して受け取りたい」をクリックする。 3.画面上部の「オークション宅急便IDをお持ちでない方は、こちら」をクリックし、指示に従ってください。 4.登録完了後、登録した住所に「オークション宅急便ID」がメール便で送られてくる。 ※数日間かかります。 5.書かれている指示に従ってログインし、事前登録完了。 ●注文手続き 1.ぶんちん堂 Web Shopにアクセスして品物を選ぶ。(説明を読んで検討するだけ) 2.画面左のメニュー中ほどのお問い合わせページを開く。 3.「お名前」欄にはニックネーム(またはダミーの名前)を入力する。 ※システム上、「姓」「名」とも入力しないとエラーするため、どちらにも同じものを入力する ※「フリガナ」欄も同様。ムリヤリにでもカタカナで入力する 4.「メールアドレス」を入力する ※確認のため、2回入力する 5.「お問い合わせ内容」欄に注文内容(例:維摩経x1冊、無門関x1冊、金剛経x1冊)を記入し、画面下部の「確認ページへ」ボタンをクリックする。 6.表示された内容を確認し、OKなら画面下部の「送信」ボタンをクリックする。 7.入力したアドレス宛に、ぶんちん堂から「お問い合わせ受付」メールが届く。 ※返信不要 8.しばらくすると、ぶんちん堂から、「注文内容の確認」メールが届く。 9.注文内容を確認し、OKであればその旨返信する。 10.しばらくすると、ヤマト運輸から「オークション宅急便承認依頼のお知らせ」メールが届くので、指示に従って「承認」し、手続終了。 ●注文手続き終了後、受け取りまで 1.ヤマト運輸から「オークション宅急便お届けご案内」メールが送られてくる。 ※配達情報の確認や受け取り日時の変更が可能。 2.受け取り。 以上です。」 部長:「・・・長いな。 結構な手間ではないのか?」 販売:「いや、最初に1度だけしなければならないヤマトHPでの登録作業(無料)がいささか面倒なだけで、その後は注文して2度ほど承認作業するだけですよ。」 部長:「費用面ではどうなんだろうな?」 販売:「登録作業は一切無料ですし、取引時に手数料として数百円程度追加されるだけです。詳しくはヤマトのオークション宅急便の解説ページをご覧ください。 下部に手数料の表がありますので。 ちなみに、イーバンク銀行を利用した場合は168円ですね。通常の振り込み手数料もそんなものですから、これは安いですよね。 ただ、代引きにすると420円かかるようですが。」 部長:「なるほどなぁ、それが個人情報保護の対価ということか。安いんだか高いんだか・・・」 販売:「それから部長、宅急便で送ることになりますので、その費用が別途かかります。30冊ぐらいまでで700円程度です。メール便の80円に比べると高いですが、翌日には受け取ることができますので早いですよ。」 部長:「うーん、1冊欲しいだけの場合、従来どおりなら1080円のところが、2000円ぐらいかかってしまうのか・・・ ニーズはあるのかなぁ?」 販売:「まぁ、それはお客さん次第ですよ。そもそも宅急便で送って欲しいということであれば、送料込みで1700円ぐらいになるのですから。」 部長:「それもそうだな。しばらく様子を見ようか。じゃあ、打ち上げ用のビールを買いにいくとするか! [...]

23
7月
stored in: 書籍出版事業本部 and tagged:

とある日の、ぶんちん堂・書籍出版事業本部にて。 システム担当者(以下、シス):「ぶ、部長! 大変です!!」 事業本部長(以下、部長);「何だ騒々しい・・・ 近所迷惑だから静かにしなさい! そうでなくても共同住宅の一部に間借りしているのだから生活騒音には気をつけろといつも言っているだろう?」 シス:「は、はい。 それもそうなのですが、報告がしたいことがあります。このところ出版作業にかかりっきりであったため、ほぼ放置プレイ状態だった「超訳文庫」サイトのアクセス数が急増しているのです!先週末以来、平常時の10倍以上のアクセス数が続いているのです。こんなことは今までありませんでした!で、騒いでいたのです・・・」 部長:「おお、そうか! それは我らが出版部門が在庫を揃えた時と期を一にするな。 なんと喜ばしいことではないか! どうだ、営業担当よ、注文が殺到しているのではないかな?」 営業担当者(以下、営業):「いや・・・ まぁ、普通っていうか・・・ いやいや、それでもアレですよ。全く面識のない一般の方からの注文を受けましたよ。しかも4冊も。これは初めてのことです。Web Shop様様ですねぇ。なんだかんだ言って、これまでの顧客は全員「リアル知人」でしたから。」 部長:「なに!? それは凄い!! それとこの急激なアクセス増加は、何らかの関係があるのではないかな? システム担当者よ、生ログの解析を急ぎなさい!」 シス;「・・・部長、アクセス増の主因は、わりとすぐに判明しました。」 部長:「なんだ、どこの大手書籍流通業者のサイトからだ!?」 シス:「いやいや、2chですよ。」 一同:「!?」 部長:「・・・いやいや、そこは驚くところではないだろう? 「外部リンク」という観点から見れば、大手出版社であろうが学術サイトであろうが、エロサイトであろうが、マジメなブログであろうが、同じことだろう! まずはトラフィックの増加がなければ認知も進まないから、どれだけよいものであろうとも売れないのだ。その意味で、これは諸手を挙げて喜ぶべき事態ではなかろうか?」 営業:「・・・いや部長、「客層」ということもあるじゃないですか。いわゆる「ネラー」にコンバージョンが期待できるのかどうか・・・」 部長:「バカモン! 営業担当がそのような「色メガネ」で顧客を見てどうする!? 「ネラー」も我らも同じ人間ではないか! 少なくとも家の前に突っ立っている電柱よりは、顧客となる可能性が高いと、なぜポジティブシンキングできないのだ!?」 営業:「例えが悪すぎますよ! だれが電柱ですか・・・ まぁしかし、確かに認知されてナンボというのはそうかも知れませんね。 せいぜい波及効果に期待しておきますよ。」 部長:「そうだとも! ポジティブ、ポジティブ!!」 一同:・・・・・・ orz 制作担当者:「・・・いやいやいや、そんなこんなでも、ちゃんと読者がいるということを素直に喜びましょうよ。アクセス急増事件やフリーのお客様からの受注の陰に隠れて言いそびれましたが、既に前回注文者を中心に、40冊近い受注を受けているのですから。」 部長:「なんだと、本当か!?」 制作:「ウソついてどうするんですか。まぁ、品目が3種類になったので増えているという面はありますが、それでも制作物を読者の方に渡せるというのは、我ら担当者として冥利に尽きるところですよ。」 営業:「ああ、そうだったな。もっと常連さんのありがたみというのを噛みしめないとな。思いもよらず新規顧客が開拓できたことも、もっとはしゃいでもいいのかも知れないね。」 部長:「そうだとも! みんな、もっとはしゃげ!! 飲んで歌って騒げ!!(喜)」 シス:「さっきは「騒ぐな」って言っていたくせに・・・」 一同:「まぁ、いいか!」

夕刻、ぶんちん堂・書籍出版事業本部にて。 事業本部長(以下、部長):「おお、ついにできたか!」 制作:「はい! ご覧のとおり、初回出荷分の10冊が完成しました!」 部長:「これで我らが「超訳文庫」シリーズも3冊めを出すことができたわけだ。 いやぁメデタイ!!」 営業:「いや、完成したのは嬉しい限りなのですが、時間がかかり過ぎじゃないですかね? 頒布窓口の「Web Shop」は、5月末にリニューアル完了しているんですよ? なのに永らく商品在庫切れでは、折角ついたお客さんも離れてしまいますよ!」 制作:「なんだと、この野郎! 作り手の苦労も知らんと好きなこと言いやがって! ここまで漕ぎつけるのに俺たちがどれだけ苦労したか、知ってんのかよ!?」 営業:「あーん?なんだよ、苦労って? 折角仕入れた用紙をどんどんムダにしやがって! 原価が上がる一方じゃないか! ・・・なぁ、経理?」 経理:「はい、これまで1ページあたり10円を目安に価格設定してきましたが、制作部数が数十冊ということになると、その5倍でもおさまりません。 損益分岐点など、計画の立てようもないほど彼方です。」 部長:「・・・折角シリーズ3冊目が完成したのだから、もっと明るい話題をしようではないかい。 見てみろ、この背文字! 並べると壮観だぞ!」 制作:「部長がそれにこだわったことが、3冊目の完成が遅れた主因なのですよ! 元々、「金剛経」の原稿は60p程度でした。 ところが、最低80pないと、背が出せないのですよ。 で、どうやって増量するかで苦心するハメになったんじゃないですか!」 部長:「おっと、ヤブヘビだったか・・・ しかしまぁ、単品では出しようのなかった「般若心経」や、「不思議光菩薩所説経」も収録することができたし、漢訳原典も収録できたので、研究者にとって資するところ大なものとなったのではないかな?」 営業:「いや、これで喜ぶのは研究者というよりは「好事家」ばかりですよ! そしてそんな連中は、誰の手も借りずにどんどん自分で資料を収集しています。 どっかの遺跡から新規に発掘された資料だというならいざ知らず、メジャーなものばかりではないですか!」 作家:「いや、「不思議光菩薩」の話を国内で訳している人はほとんどいないぞ。 これで差別化できないかな?」 営業:「それなら全文きっちり訳出してくださいよ! 原文と比べると端折りまくっているのがモロバレじゃないですか!」 作家:「いや、それは読みやすさ重視で・・・」 部長:「まぁまぁ、いいじゃないか。 何はともあれ、これで3冊とも在庫が揃った。 今日の作業はここまでにして、皆、ぱーっと飲んでくれたまえ!」 (一同、苦笑)