事業本部長(以下、部長):「さて・・・ iPadやiPhoneで遊ぶのもそろそろくたびれてきた今日この頃だが、電子書籍版の研究に没頭するあまり、わりとほったらかしになっていた物理的な書籍版の方はどうなっているのかな?」

制作担当者(以下、制作):「ああ、それなんですが部長、さきほどショップの新着欄にも投稿したように、用紙の在庫が尽きる時がやってきました。」

部長:「なんだと!? あと何冊分作れるんだ?」

制作:「いや、もう既に全部本にしてしまいました。現時点での在庫は以下の通りです。なんと言われようとも、紙がないのでこれっきりです。」

  • 【超訳・維摩経】:4部
  • 【超訳・無門関】:3部
  • 【超訳・金剛経】:4部

部長:「なんと・・・ 都合10部で書籍版は在庫切れとなるのか・・・ 思えば現在の書籍版の仕様・体裁を決定し、用紙を仕入れたのは2008年の7月のことであった。
およそ2年でようやく尽きる時が来た。 ・・・なんというか、感無量だな。」

制作:「同感です。先ほどちょうど印刷・製本・袋詰めの全工程が終了し、作業休止したところです。
・・・今度、これらの作業が再開されることはあるのでしょうか? そしてそれはいつのことになるのでしょうか?」

部長:「こらこら寂しいことを言うんじゃないよ。先にも言ったではないか。
電子書籍など、いわゆるペーパーレス化の技術がどれだけ進歩しようとも、「印刷された物理的な本」の需要がなくなることはないのだと。
一度目を通したらすぐに捨てられてしまうような内容のものはともかくとして、折に触れ何度も読み返すに値する内容をもつものに関しては、「ストック」としての機能が絶対に必要で、それは必ずや情報をシンボライズした存在である文字を物理媒体に定着させたものであることを要求するのだと。」

制作:「小難しい(笑)ことはともかく、「本 」というのはやはりいいものです。これから先、たとえ電子版が主流となるようなことがあったとしても、我らは、ある意味ぜいたくなものとして、物理的な「本」を作り続けていきたいと願っています。」

部長:「そうだな、電子版の方が一段落したら、というか、それと平行して次なる書籍版の仕様・体裁の検討に入るとしようか。
超訳文庫の第4弾が上梓されるとしたならば、それはやはり「本」として出したいものだし。」

制作:「そうですよ。やっぱりできたてホヤホヤの本の表紙をさすりながらウットリする楽しみは捨てられません!」

部長:「そうだとも!(笑)」

経理担当者:「それに、導入したプリンタ等の印刷製本装置の元がまだ取れていませんしね。」

一同:(苦笑)

●制作風景

●最後(?)の書籍版在庫

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