超訳【金剛経】
第31話 真の「理解」とは (知見不生分)
2008.12.20
ブッダ:「なぁスブーティ、「「如来」が「自分」や「他人」、「生物」や「個体」についての考え方を述べた」などと言う人がいたら、お前はそれをどう思う?」
スブーティ:「先生、そいつは恐るべきカンチガイ野郎です!
まるっきりわかっちゃいない、というヤツです。
だって、如来は常々、「「考え方」などというものは、実は「考え方」ではないのだ!」という考え方を述べておられるのですから。」
ブッダ:「はっはっは! そうだとも、スブーティ、その通りだ!
「立派な人」になることを目指す人は、ありとあらゆることがらを知らなければならないし、見なければならないし、理解しなければならない。
そしてさらに、ありとあらゆることがらを知った、見た、理解したという段階さえも、乗り越えなければならないのだ!
本当にありとあらゆることがらを「理解」できた時、「理解」するとかしないとかなど、もはやどうでもよくなる。
それを理解することこそが、真の「理解」なのだ!!」
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【中国武術論】

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