別訳【大学】
四書五経の一にして、朱子学においては、学問を志すものが先ず第一に読むべきとされていたというこの書物。
2000年以上昔の書物とは思えない、新鮮なその内容を、軽くご紹介。
「学問とは何か」
「何故学問が必要か」
「そのためにはどうしたらよいのか」
が、全て書いてありますので、とても愉快。
「儒教」の根本とされる書だったりするわけですが、「押しつけがましさ」はまるでなく、とても素直な気持ちで読むことができます。
かつて各地の学校の敷地の隅に立てられていた「二宮尊徳」像(薪を背負って本を読みながら歩いている少年像)が手に持っているのは、少年ジャンプではなく、この「大学」です。
2008.10.4
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