別訳【法華経】
お経の超メジャータイトル、「ほけきょう」。
現在でも様々な団体がこのお経の思想をメインに活動しているということになっていますが、いったいどんな内容なのかと思って読んでみてビックリ。
維摩経も大概だと思っていましたが、想像をはるかに上回るぶっとびぶりで、そのめまぐるしさといったら途中で一瞬展開についていけなくなって休憩しなければならないほどでした・・・
構成はといえば至ってシンプルで、「ブッダことお釈迦さまがお馴染みの弟子やら菩薩やらにありがたい教えを説く」というだけの話なのですが、現代の物理法則などをまるっきり無視したエピソードのオンパレードに、「こんなもの、どうやって信じろというのだ!?」と叫びたい気持ちになったりして。(苦笑)
とはいえ、その面白さはバツグンです。重々しく取り扱われることの多い「お経」の中に、まさかこんな愉快な一大スペクタクルが展開されていたとは!
・・・というわけで、記述をはじめたいと思います。このお経は大部ですので、最後まで訳し終わるのに、少なくとも一年以上はかかるかと思われますので、気長に更新をお待ちくださいませ。
2009.2.25