好雪ひらひら
【夢魔の書】旧友との会話
2006.4.16
小学校の時の友人ムラカミ君と、緑豊かなキャンパスを散策。
卒業を控え、もう特にすることもないので、人気のある講義などを冷やかしたりして時を過ごす。
就職は決まったのか、と尋ねると、彼は弁護士になるという。
お世辞にも成績の良くなかった彼が!
と思い、「試験は?」と尋ねると、「司法試験?受かったよ。」と、こともなげに言う。
マジかよ!・・・という驚きを必死に堪えつつ更に尋ねる。
「そっか、勤めは東京?」
「東京。」
彼は東京に縁は無かったはず。
「えー!?」と言うと、
「オレ、イジメられるんじゃないかと思って・・・」などと言う。
話を合わせる私。
「そうそう、東京の人って、あまりに忙しすぎて、敵と味方の区別がつかなくなっちゃっているから気をつけなよ。
下手したら、社内の人をライバル視するあまり、同僚を敵視したりするし。」
「そうそう、重要な情報はワザと教えなかったりしてな。」と彼。
一同笑。
- 以下のメニューバーをクリック⇒ ジャンルごとに開閉
- 画面左上の「好雪文庫」ロゴマークをクリック ⇒ 好雪文庫トップページへ戻る
- メニュー上下の横長バーの「HOME」をクリック ⇒ 各コーナートップページに戻る
それでは、どうぞごゆっくり
↓ ↓ ↓
中国武術家である徐紀(Adam Hsu)老師の論文をご紹介。
【中国武術論】
作家による古典翻訳以外の文章です。
夢日記、怪奇体験、食べ歩き、随筆等、バラエティに富んだ独自のワールドをお楽しみくださいませ。
好雪片片
霞が関官庁街の食堂めぐり記録です。
2002~2003年の取材内容を元に書かれています。