好雪片片【夢日記編】

なんちゃって劇団員

2007.12.4

薄暗くて小汚いコンクリート打ちっぱなしの廊下を抜け、体育館近くの部室に行こうとすると、友人に呼び止められた。
 
「おまえっ!もうすぐ出番だというのに、こんなところで何をしているんだ!?」
 
・・・な、何の話だ?
 
困惑して尋ねてみると、体育館では今まさに、我らの劇団が主演の劇をやっている真っ最中で、もうすぐ私の出番なのだという。
 
・・・聞いてないなぁ、と思いつつ、体育館をのぞいてみると、ライトアップされた舞台の上で、なにやら妙なテンションで時代衣装(よろい武者など)を着用した連中が大芝居(謎の時代劇)を繰り広げている。
 
呆然としていると私の出番がきてしまったようで、妙な間があった後、出演者が隅っこにいる私を見つけて舞台衣装のまますっ飛んできた。
 
つられてスポットライトも私のところへ・・・
 
劇のテンションそのままに、大音声で私を呼ぶ仲間。
 
仕方なく照れ隠しともなんともつかない即興のセリフを叫ぶと意外と観客にウケた。
 
で、なんとなくその場を誤魔化して乗り切ったものの、しばしの幕間の後、またやるのだという。
 
マジかよ・・・と思いながらトイレに逃げ込み、個室で台本を開いてみる。
 
・・・結構長いセリフじゃないか。
 
こんなの今すぐ覚えられるわけがない。
 
どうやら私の衣装も準備されているようだが、どうしよう?
 
バックレるか?
 
それともまたさっきみたく適当に調子を合わせて誤魔化すか?・・・