別訳【法華経】
怒涛のスペクタクル
2008.4.1
※ほんの一部分です。
お釈迦様が大勢の聴衆の前で「究極の法」を明らかにした時、突然地中はるか深くから巨大なタワーが出現しました。
なんとこのタワーは数千万億年前に入滅した仏が内蔵された、いわばお墓だったのです。
お釈迦様がタワーに手を触れると、扉は自動的に開きました。
中には多少ひからびてはいるものの、生きている時の姿を保った古代の仏が入っているのが見えます。
ビビる皆を尻目にお釈迦様が呼びかけると、なんと数千万億年前に死んだはずの仏のミイラが返事をしたではありませんか!
そしてお釈迦様はそのミイラの招きに応じてタワーの中に入り、隣に座って向かい合いました。
お互い顔を見合わせてニッコリ微笑んだと思ったその瞬間、二人の口から舌がほとばしり出て上方に長く伸び、一瞬にして宇宙の果てまで到達したかと思うと、度を越してまばゆい閃光が発生!
光は数千万億本のビームとなって全方位に向けて放たれ、光に包まれた三千世界(全宇宙)はひとつになったのです。